奥の松酒造は創業300年を迎えました


平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

おかげ様で弊社は、本年7月1日をもちまして創業300周年を迎える事となりました。
これもひとえに皆様方のご支援ご厚情の賜物と心より感謝しております。

300周年を迎える記念すべき年に、奥の松の代表として指揮していることに幸せを感じる反面、
非常に身の引き締まる思いでございます。


江戸、明治、大正、昭和、平成と流れる歴史の中、数々の出来事があり、その都度 大小の変化が
繰り返されてきました。

先人たちは、その様々な試練を乗り越えながら、変化に対応し 発展させることで日本酒製造業である
奥の松酒造を継続してまいりました。

5年前の東日本大震災も、弊社にとって大きな苦難でありました。
一時商品を出荷できない状況も ございましたが、全国の皆様からの暖かい応援をいただく事で
事業を継続させることができました。
いまだ残る風評被害にも、引き続き真摯な対応で乗り切る決意でございます。

今後も弊社は伝統産業として日本の食文化を守り、発展させること、日常の食の安全と楽しさを
提供する企業でなければならないと考えております。

お客様に信頼され選ばれる福島の地酒「奥の松」を目指して、あらゆる分野から培われた
”伝統の技”と ”最新のテクノロジー・技術”の融合による、最良の酒造りの為に、
これからも社員一同、日々努力する 所存であります。

今後も一層のご支援とご愛顧を受け賜りますことを心より申し上げます。



奥の松酒造株式会社 十九代当主 遊佐丈治

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