豊かな味わいと香りをそのままお届けするためのこだわり。
すべての工程を終えた酒は、いよいよ瓶詰めの時を迎えます。
奥の松では、自社内パストライザーシステムとしての考え方から、厳しい衛生管理基準を設けてクリーンルームを完備。
低温で瓶詰めを行ったあと、日本酒業界ではあまり例を見ないパストライザー(瓶詰め後殺菌システム)による瓶詰めライン上での火入れ殺菌を行い、格段の酒質の向上を実現しました。
火入れとは、300年以上の歴史を有するわが国自慢の技術で、酒を日持ちさせるための加熱殺菌工程のことです。
さらに奥の松では、本来はパストライザー設備だけで行うことが出来る火入れ殺菌から冷却までの工程を、敢えてウオーマーとクーラーに分けました。
それによってそれぞれの酒の特性にもっとも適したラインを経由して完成となります。品質保持のために急冷システムにより冷却されます。
そして、いよいよ1本1本に自信をもって「奥の松」のラベリング。
このように徹底した品質管理のもと「奥の松」は全国へと旅立っていきます。
火入れの工程で最も重要となる温度管理。奥の松では、パストライザーの導入により、伝統の技で醸された原酒の持つ力強さや豊かな香りと味わいを、そのままお客様にお届けできるように致しました。
伝統ある酒づくりの職人技に一層磨きをかけ、最高に美味しく仕上がった瞬間の風味や香りをお客様にお楽しみいただいております