最良の時に、最良の清酒として酒蔵を出発するために。
まだ荒削りで若々しい新酒は澱引き、火入れと言われる加熱殺菌などの工程を経て清酒となって貯蔵タンクへ。
貯蔵中にも清酒はゆっくりと熟成を続けます。
そのためタンク内の温度管理には細心の注意が必要です。奥の松の貯蔵タンクは、屋内と屋外の両方にあり、種類も豊富。
さらに、吟醸酒のような高品質でデリケートな酒をバランス良く熟成させるためには低温で貯蔵しなければなりませんから、氷温、冷蔵庫に貯蔵するケースもあります。
常温からマイナス7℃まで、貯蔵温度については酒のタイプ別に幅広く対応、さまざまな酒の酒類や酒質に合わせて貯蔵の温度コントロールは完璧です。そのためサーマルタンクも使用しています。
また、大切な熟成の時間も酒の酒類によって異なりますから、奥の松では、それぞれの酒が最良の状態になったときに商品として出荷されるように、タイミングよく最後の成分検査や官能検査を行っています。